ホーム / 活用ガイド / 海外とローミング / 海外渡航前に変えるiPhone設定:ローミング請求を防ぐ
海外とローミング

海外渡航前に変えるiPhone設定:ローミング請求を防ぐ

更新日 2026-10-08 · 対象 iOS 17 以降
結論:ローミングはデータ・音声・SMSの3つで別々に課金され、データローミングはその1つしか止めません。現地での着信も多くの通信会社で課金されます。データは旅行eSIMで確保するのが安全です。
このページの内容
  1. 渡航前に変えること
  2. データ・音声・SMSは別々に課金される
  3. 旅行eSIMか現地SIMか
  4. 「ローミングは切った」が実は切れていない3つの形
  5. 到着時と帰国時
  6. Related

結論からいうと、データローミングを切るのは必要ですが十分ではありません。データ・音声・SMSの3つは別々に課金され、データローミングが制御するのは1つ目だけです。渡航前に下の設定を変え、データの経路を意識的に選び、到着後に請求を確認してください。ローミング請求は数週間遅れて届くことがあります。

渡航前に変えること

順番に進めます。最初の2つは1分で終わり、ほぼすべての想定外の請求を防げます。

1. 自国回線に何を許すか決める。 最低限はデータローミングのオフです。設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング。海外で自国番号の着信が不要なら、回線そのものをオフにする(設定 → モバイル通信 → 該当の回線)のが、音声とSMSの課金を確実に防ぐ唯一の設定です。

2. データの経路を用意する。 出発前に開通させた旅行eSIMか、到着後に買う現地SIMです。空港のWi-Fiで地図とメッセージを済ませる前提にしないでください。海外初日がうまくいかない最も一般的な原因です。

3. 通信会社が対応していればWi-Fi通話をオンにする。 これをオンにすると、自国への通話が海外網ではなくWi-Fiや自分のデータ回線を通ります。出発前に有効化する必要があります。ローミング中は通常開通できないためです。

4. 端末がSIMロックされていないか確認する。 ロックされた端末は他社のeSIMやSIMを受け付けません。設定 → 一般 → 情報 の通信会社ロックを確認します。「SIM制限なし」以外が表示されるなら、旅行eSIMは動かないので先にロックを解除してください。

データ・音声・SMSは別々に課金される

ここが多くの人が引っかかる部分で、二度読む価値があります。

海外での行動「データローミングオフ」で課金は止まるか
モバイルデータを使う止まる
発信する止まらない
着信を受ける止まらない — 多くの通信会社で着信も課金
SMSを送る止まらない
SMSを受け取る通常は止まるが、課金する会社もある
留守番電話の録音止まらない(一部の会社)

つまりデータローミングを切ってポケットにある端末でも、請求は積み上がり得ます。これを確実に防ぐ設定は回線をオフにすることだけで、データだけを切ることではありません。

この区別が正しい構成も決めます。自国番号で認証コードと着信を受け続けたいなら回線はオンにし、通話に費用がかかることを受け入れます。リスクをゼロにしたいなら回線をオフにし、eSIMのデータとVoIPアプリで用を足します。

旅行eSIMか現地SIMか

旅行eSIM現地の物理SIM
出発前に開通できるできない
自国番号を有効に保つ保てる保てない(トレイを占有)
店に寄る必要ない通常ある
GB単価高い安い
通話用の現地番号通常なし(データ専用)あり

実用的なルールはこうです。短期で番号を残したい → eSIM。長めの滞在で現地番号が欲しい → 現地SIM。 旅行eSIMの多くはデータ専用で、地図・メッセージ・メールには十分ですがSMSを受け取れません。認証コードを送るものは自国回線に行く必要があり、これもデータローミングを切ったまま回線を残す理由になります。

トレイの話も覚えておいてください。物理SIMスロットのある機種では、現地SIMを挿すと自国SIMを外すことになり、自国番号も失います。eSIMはそれを完全に避けられます。

「ローミングは切った」が実は切れていない3つの形

設定が思っている状態と違う、よくある3つの形です。

請求に覚えがないなら、通信会社に時刻付きの明細を求めてください。「ローミング請求」だけでは答えようがなく、時刻と種別があれば通常は説明できます。

到着時と帰国時

到着時に、どの回線がデータを担っているかを確認します(設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信)。期待どおりのネットワークが表示されるかも見ます。eSIMが圏外なら、eSIMのアクティベーション失敗とSIMなし・SOSのみを参照してください。

帰国のフライト前に、旅行eSIMを使ったなら次回のために残すか削除するかを決めます。休眠中のeSIMは費用がかかりませんが、プライマリに設定されているとデータ回線を静かに奪うことがあります。

帰国後はデータローミングをオフに戻し(国内ではオンでも費用はかかりませんが忘れやすい)、自国回線がデータ回線に戻ったことを確認し、次の請求書で旅行期間の日付の項目を読みます。最終請求が届くまで旅行eSIMは削除しないでください。請求に異議を出すとき通信会社が求める参照番号がICCIDです。

Related

よくある質問

データローミングを切っていても請求されますか?

されます。データローミングは3つのスイッチのうちの1つで、音声通話とSMSは別に課金され、多くの通信会社では海外での**着信**も課金対象です。留守番電話の録音にも課金されることがあります。つまりデータローミングを切ってポケットに入れていても、通話とメッセージで請求が生じ得ます。自国回線で請求を確実にゼロにしたいなら、データローミングを切るだけでなく**回線そのものをオフ**にするのが唯一確実な方法です。

旅行eSIMと現地の物理SIMはどちらが良いですか?

滞在期間と現地番号の必要性で決まります。旅行eSIMは現地到着前に開通でき、物理的な差し替えが不要で、自国SIMを端末に残したまま着信や認証コードを受けられます。現地SIMは長期滞在では1GBあたりが安く現地番号も得られますが、店に並ぶ必要があり、差し替え中は自国番号が使えません。短期で番号を残すならeSIM、長期で現地番号が欲しいなら現地SIMです。

機内モードにしていたのにローミング請求が来たのはなぜですか?

本当にずっとオンだったかを確認してください。機内モードは無線を切りますが、Wi-Fiにつないだり、通話のために一瞬オフにしたりすると海外網に再登録されます。登録は一瞬でも着信が届きます。また請求は数週間遅れて届くことがあり、今受け取った請求がすでに終わった旅行のものということもあります。見るべきは請求書の日付ではなく、明細に記載された**発生日**です。

今、この iPhone が熱い理由を知りたい?

WhyMyPhone は発熱状態・CPU・バッテリー・ストレージをリアルタイムで読み取り、30秒で最も可能性の高い原因と、すぐに実行できる対処を示します。より精度が必要なときは AI 診断が追加の質問をします。判定は端末内で完結し、データは端末から出ません。

App Store でダウンロード
熱い・減りが早い・重い——30 秒で原因を切り分けます(無料)。登録不要・個人データは収集しません 無料で入手